実質は今日の話ですが、彼女と喧嘩(?)してしまいました。
ですが、悪いのは100%私です。彼女では在りません。ただ、私が大人気無かっただけの話なのです。
今日は、喧嘩してから今に至るまで、少しの間断もなく、彼女のことを考えていました。どうしてあんな酷いことをしてしまったのか、と。結局、そんな精神状態で何も手につく筈も無く、今日は学校をズル休みしてしまいました。
今の私は、彼女がいなければ何も無い人間です。何も出来ず、何にも意味を見出せず、そして、生きていく目的さえも無い。でも、それが分かっていながらも、時として彼女を拒絶してしまったり、或いは彼女に拒絶されるような態度をとってしまうのです。全く以って愚かとしか言いようが在りません。
さて、今日ずっと彼女のことを考えていて気付いたことがあります。それは、私は彼女を愛したいと思っているのと同時に、彼女に愛されたいと思っているということです。
世間一般で言えば、他者に好かれたいと言うことは、至極当たり前の感情なのかもしれませんが、こと私に限っては、そう言う感情が希薄でありました。「好かれようが好かれまいが構わない。嫌いたくば嫌え、俺もお前を好きはしない」。そう言う考えの人間だったのです。
ですが、彼女と付き合うようになって以来、それは変わりました。「好かれたい。彼女にだけには、なんとしても好かれたい」。そう言う風に考え始めたのです。
人に好かれたいと思ったのは、初めてかも知れません。それゆえに、彼女に対して矛盾した行動を取ってしまうのかも知れません。それだけ、私にとっては未知の領域なのです。
私とて、まだまだ青二才。これからも、幾度と無く過ちを繰り返すかも知れません。ですが、私は彼女を愛したい。そして、彼女に愛されたい。
決して自己愛的なものではなく、そしてまた、虚飾に満ちたものでもなく、私は、心からそう考えずにはいられません。
きっと、彼女もこの文章を読むでしょう。だから、此処でこれだけは伝えておきましょう。
―― 私は、あなたを世界の誰よりも愛しています。
拙文、失礼しました。
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