イザナギとイザナミの話を知っていらっしゃるでしょうか?
日本神話のアレですね。
あのお話では、ヒノカグツチノカミを生んで死んでしまった
イザナミを助けるために、夫のイザナギが黄泉の国へと行くわけですが、
結局イザナミと仲違いしてしまい(詳しくは古事記読んでね)、
二人は生き別れ(?)になってしまうわけです。
その別れ際の二人のやり取りを要約すると、
イザナミ「おのれ、イザナギ。こうなれば一日1000人、
生きている人間を黄泉に引きずりこんでやるぞ」
イザナギ「ならば、俺は1500の産屋を作り、一日に1500人の
子どもを作ろう」
みたいな感じです。
人間が死ぬようになったのは、イザナミが黄泉に
引きずり込んでしまうからなんだよ、って言うお話です。
でも、このお話、良く考えてみると結構悲劇的なお話なんですよね。
結局のところ、イザナギとイザナミの夫婦は、
今でも互いに憎みあっている訳ですし……。
……まあ、だからどうしたって言う話ですが。
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